整えるだけで印象が変わる！眉毛について詳しく解説

顔のパーツの中でも眉毛は自由に変化させられますが、形状次第で顔の印象は大きく変わります。太さだけでも印象は異なりますので、できるだけ整えておく必要があるでしょう。しかしご自身にとってベストと言える眉毛の形状をご存じないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は眉毛について黄金比率や正しい整え方などご紹介いたします。

1. 眉毛とは

そもそも眉毛とは何かということですが、さまざまな説が存在しています。汗などが目に入ってしまうのを防ぐセーフティネットのような役割をしているという説もあれば、感情表現をするために欠かせないものして存在しているという説もあります。そんな諸説ある眉毛ですが、メイクという観点においては顔の印象を大きく左右する要素の一つとなるでしょう。

眉毛には濃さと太さと形状の3つの要素がありますが、それぞれ違うことで顔を見た人に与える印象は大きく変化するのです。たとえば眉を補足した場合ですと、少しキツイ印象を与えます。目つきが鋭くなるようなイメージです。反対に太くした場合ですと、力強さを感じさせるのです。

濃さに関しても、薄い場合には幸が薄いような印象となりますが、濃い場合には生命力を強く感じさせます。このように眉毛だけの違いで印象が変化しますので、ご自身に合ったベストな状態にするということはとても大切なことなのです。

稀に眉毛が一切ない方もいらっしゃいますが、どことなく感情が読み取れない無機質な印象を与えるでしょう。そういった意味では感情の表すという説が説得力を持ちますが、メイクにおける眉毛の役割としては感情などではなく、あくまでもいい印象を与えられるかどうかにかかっているのです。

2. 眉毛の黄金比率

いい印象を与える眉毛というのは人によって異なります。目の色やサイズ、顔の輪郭などに個人差があるため、ベストを見つけるのも大変です。

しかし、そんな眉毛には黄金比率というものが存在しているのです。この黄金比率を参考にすることで、どなたでもご自身の顔にあったベストな眉毛にすることが可能となります。

まず確認してほしいのは眉頭の位置です。眉頭というのは眉間側にある眉毛の始まりとなる部分です。この眉頭の位置を目頭の真上に合わせましょう。続いて眉毛の終わりとなる眉尻ですが、小鼻と目尻の延長線上にくるように配置します。眉頭と眉尻の間にある山なりになった部分である眉山に関しては、眉頭から2/3の高さかつ目の白目の終わり部分の上が頂点になるようにしましょう。

この3つのポイントをまずは押さえることによって、ベースが整います。眉頭と眉尻の高さですが、水平になるように一直線で結びます。最後に眉山のした部分の角度ですが、眉頭と眉尻を水平線で結んだ線に対して10度の角度がベストです。

以上が眉毛の黄金比率となりますので、どんな方もこの基準通りに眉毛を整えるようにしましょう。たったそれだけで自分に似合った眉毛を作り上げることが可能となります。

3. 眉毛の正しい整え方

黄金比率に沿って眉毛を整える際ですが、正しい整え方というものがありますのでその方法で行うようにしましょう。誤った整え方では、思い通りの形状にできず失敗してしまう恐れがありますので、まずは手順を把握するといいでしょう。

塗り絵のようにガイドラインに沿って整えるようにすると、どんな方でもしっかりと整えられるようになります。まずはアイブローを使用して、黄金比率から導き出したベストの形状をふちどります。このとき左右がしっかりと対象になっているか確認しながら行うようにしましょう。ふちどりが完了したら、眉毛と目の間のスペースにある余分な毛を毛抜きで一本ずつ丁寧に抜いていきます。ガイドラインを引いたことによって抜くべき毛が明確になっているので簡単です。

眉頭から眉山部分の毛に関しては、毛抜きで抜いてしまうと調整が難しくなってしまいますので、下から眉毛用のコームで毛を上に流し、ガイドラインからはみ出た部分のみハサミでカットしましょう。眉山から眉尻部分に関しては毛自体が下向きに生えているので、今度はコームでしたニケを流した上でカットします。あとはガイドラインからはみ出ている部分があればそこだけを綺麗にカットすれば完成です。

4. 眉毛を整える際の注意点

眉毛を整える際の注意点ですが、専用の道具を使用するということがまず挙げられます。毛抜きやコーム、ハサミなど、眉毛のように細く短い毛をカットする用のアイテムを使用することで失敗を防ぐことが可能となるのです。細かい作業になりますので、使用するアイテムは小さいサイズでなければならないのです。

また、眉毛が濃い人は整える際についついカミソリを使ってしまいがちですが、毛抜きを使用するようにしましょう。カミソリではまとめて多くの毛を剃り落とせるので簡単ですが、毛根は残っているためまたすぐに伸びてきてしまい、メンテナンスの手間が多くかかってしまうのです。また、剃った後でも毛の跡が若干残るため仕上がりが美しくないという点もネックとなるのです。

眉毛を整え始めるとつい没頭してしまい、気がつけばやりすぎてしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？左右のバランスを整えようと必死になった結果、どちらも後戻りできない状態になってしまうことがあるのです。そうなってしまうと、またある程度生えるまでどうにもならなくなってしまいますので、ほどほどにするということが大切です。